背中ニキビを克服したyutoriです。
今回は

ひどい背中ニキビに悩んでます。化粧水やクリームを塗ってみたり、薬を塗ってみたり、いろいろやってみたけど、何をやっても治らない。一体何が原因なの?
という方に向けて、私が背中ニキビを克服した方法をご紹介します。
結論から言うと、

私の背中ニキビの原因は「カチオン界面活性剤」という成分であり、解決策は「シャンプートリートメントを変える」ことでした。
ただし私の場合、です。
なのであくまで一個人の意見として、こんな事例もあるよ!というお話をさせていただければと思います。
よろしければ、お付き合いくださいませ。
そのシャンプートリートメント大丈夫?
今あなたが使っているシャンプーやトリートメントなどで、頭皮や背中がかゆくなることはありませんか?
もしそんな症状が出ていたら、ボトル裏面の成分を見てください。
そこに、
「ベヘントリモニウムクロリド」
「グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド」
「べへナミドプロピルジメチルアミン」
なんていう成分が書かれていませんか?
実はこれらが「カチオン(陽イオン)界面活性剤」と呼ばれるものです。
主な性質・用途は以下のとおり↓
吸着性、柔軟性、帯電防止性、殺菌性などの性質があるため、洗濯用の柔軟仕上げ剤や毛髪用のリンス、トリートメント、消毒剤などの用途がある。
引用元:ウィキペディア
本来は髪をしっとりとまとめたり、サラサラの指通りにするために配合されるのですが、その反面、肌にとっては刺激になるんです。
ただですね、私のように肌が弱い人ならまだしも、普通の人ならほとんど刺激になることはありません。
だって、世の中のシャンプートリートメントを片っぱしから調べると、このカチオン界面活性剤が含まれていないものを探すほうが大変なんですよ!
(実際に調べまくった人↑)
それはつまり、不特定多数の人が使用して問題ないから含まれているはずなんです。
でもでも、私の肌には合わなかった。
これはまぎれもない事実です。
もし私のように肌が弱いと自覚のある方は、このカチオン界面活性剤という成分に一度目を向けてみてもいいのではないかなと思います。
避けるべきカチオン界面活性剤の成分まとめ
ここからは肌が弱い人が避けるべきカチオン界面活性剤を刺激度順にまとめました。
成分名 | 刺激度 |
第4級カチオン界面活性剤 | ★★★★★ |
第3級カチオン界面活性剤 | ★★★★☆ |
アミノ酸系カチオン界面活性剤 | ★★★☆☆ |
カチオン化PPT | ★★☆☆☆ |
カチオン化セルロース | ★☆☆☆☆ |
シャンプートリートメント選びの判断基準にしてみてください。
第4級カチオン界面活性剤
刺激度 ★★★★★
カチオン界面活性剤の中でも特に刺激度MAXなのが、この4級に分類される成分です。頭皮に塗布するのはNGとされています。
・セトリモニウムクロリド
・ジココジモニウムクロリド
・ベンザルコニウムクロリド
・ベヘントリモニウムクロリド
・ステアルトリモニウムクロリド
・ステアルトリモニウムクロミド
・ステアルトリモニウムブロミド
・ステアリルトリモニウムブロミド
・ジステアリルジモニウムクロリド
・ベヘントリモニウムメトサルフェート
・ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド
・ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド
・グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
・ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド など
※主に語尾に「〜リド」や「〜ミド」と付いているもの
・クオタニウム-18(別名:塩化ジアルキル(14~18)ジメチルアンモニウム)
・クオタニウム-33(別名:イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート)
・クオタニウム-51(別名:感光素301)など
※その他にも「クオタニウム-数字」あり
第3級カチオン界面活性剤
刺激度 ★★★★☆
先の4級よりも低刺激になるのが、この3級カチオン界面活性剤です。低刺激とはいえ、敏感肌にとっては4級と大差ありません。
・べへナミドプロピルジメチルアミン
・ステアラミドプロピルジメチルアミン など
※主に語尾に「〜アミン」と付いているもの
アミノ酸系カチオン界面活性剤
刺激度 ★★★☆☆
4級、3級に続いて唯一のアミノ酸系カチオン界面活性剤です。敏感肌用のヘアケア用品に多く使用されています。
・ココイルアルギニンエチルPCA
カチオン化PPT
刺激度 ★★☆☆☆
浸透力を上げるために加水分解したPPT(ポリペプチド)を、さらに吸着しやすくするためにカチオン化した成分です。
・ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解シルク
・ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン
・ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解コラーゲン など
カチオン化セルロース
刺激度 ★☆☆☆☆
カチオン化セルロースは昔からよく使用されている成分で、主に帯電防止目的で配合されます。刺激が弱い分、他と比べてコンディショニング効果は低いです。
・ポリクオタニウム-7
・ポリクオタニウム-10
・ポリクオタニウム-51
・ポリクオタニウム-61 など
ポリクオタニウム-51やポリクオタニウム-61はリピジュアとも呼ばれる保湿成分で、最近ではスキンケア用品やファンデーションなどにも配合されています。
まとめ:肌が弱い人はカチオンフリーのシャンプートリートメントがおすすめ
最後にまとめます。
私の背中ニキビの原因は「カチオン界面活性剤」であり、解決策は「シャンプートリートメントを変える」ことでした。
カチオン界面活性剤は、
- 第4級カチオン界面活性剤
- 第3級カチオン界面活性剤
- アミノ酸系カチオン界面活性剤
- カチオン化PPT
- カチオン化セルロース
という5つに分類され、下から順に刺激が強くなります。
もし私のように肌が弱いと自覚のある方は、これらのカチオン界面活性剤に気をつけながらシャンプートリートメントを選ぶことで、背中ニキビの改善が見られるかもしれません。
ちなみにカチオン界面活性剤は柔軟剤にも使われているので要注意です。
私は怖くて使えません。
以上、どなたかの参考になれば幸いです。
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