CONVERSE(コンバース)の歴史とモデルの種類一覧についてまとめました。
コンバースの歴史
誕生年 | 1908年 |
誕生地 | 米国マサチューセッツ州モールデン |
創業者 | マーキス・M・コンバース |
コンバースは米国マサチューセッツ州モールデンにて、ゴム製品を扱う企業にマネージャーとして勤めていたマーキス・M・コンバースが創業しました。
彼は降雪量が多く湿地帯の続くマサチューセッツ州の地域性に目を向け、雨や雪にも耐えうるようなラバーシューズの製造を開始。これが圧倒的な支持を得ます。
そしてさらなる成長を求め、気候に関係なく通年で販売ができるシューズとして「キャンバスオールスター」という名のバスケットボール専用シューズを開発。
その後もコンバースはバスケットボールに始まり、テニスなどのスポーツ専用シューズを生み出すことで飛躍していきます。
コンバースのモデル6種類一覧
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コンバースのモデル6種類を解説
人気モデル①:ALL STAR(オールスター)
オールスターはコンバース創業から最初に誕生したモデルです。当時はバスケットボール専用シューズとして開発され、足首をホールドしたハイカットタイプのみの販売でした。
通称「チャックテイラー」とも呼ばれる所以は、プロバスケットボールプレーヤーのチャールズ・H・テイラーが改良に携わるなどして普及に貢献したからだそうです。
そして40年後にローカットタイプのOX(オックスフォード)が登場します。
人気モデル②:JACK PURCELL(ジャックパーセル)
ジャックパーセルはバドミントンプレーヤーのジャック・パーセルが開発に関わったこともあり、その名を冠したモデルになっています。主な特徴はスマイルの愛称で親しまれるトゥデザインと、まるでヒゲのようなデザインのヒールラベルです。
ちなみにアメリカのロックバンド、ニルヴァーナのカート・コバーンが愛用していたことでも有名で、彼の着こなすグランジファッションには欠かせない存在でした。
人気モデル③:ONE STAR(ワンスター)
ワンスターは「70年代の幻」とも呼ばれるモデルです。アッパーに最高級レザーを取り入れたものの、当時の技術では製造も素材の調達も困難だったため、発売からわずか2年で生産を終了しました。
そしてワンスター誕生から10年のときを経て、日本で見事復刻。現在もメイドインジャパンで一足一足丁寧に作られています。
レアモデル①:SKID GRIP(スキッドグリップ)
スキッドグリップはテニス専用シューズとして作られたモデルです。そのグリップ力の強さから、スケーターやBMXライダーたちからも人気を集めました。
レアモデル②:STAR&BARS(スター&バーズ)
ワンスターの前身モデルとも言われるジャックスターは「スター&バーズ」としてカテゴライズされています。星マークと2本ラインのデザインが特徴です。
レアモデル③:CHEVRON&STAR(シェブロン&スター)
プロレザーやウエポンというモデルは「シェブロン&スター」としてカテゴライズされています。星マークとくの字(=シェブロン)デザインが特徴です。
コンバースはアメリカと日本で別物?
コンバースはアメリカ発のブランドであり、本家はアメリカのコンバース社です。2003年以降はナイキの傘下となりました。
そして日本におけるコンバースもアメリカの会社が運営しているのかと思いきや、実はコンバースジャパンとして独立しており、まったくの別会社なんです。資本提携もしていません。
ひとつのブランドをアメリカと日本で別々の会社が運営するという、なんともややこしい形態となっています。企画から製造、販売まで、まったくの別物です。
それぞれに商標権があるので、海外のコンバースを日本へ、日本のコンバースを海外へ輸入販売することは禁止されています。
まとめ:コンバースは永遠の名品
普段何気なく履いているコンバースですが、長い歴史を紐解くと、そこには今も変わらず愛され続けている理由があります。これからもコンバースは永遠の名品です。
以上、どなたかの参考になれば幸いです。
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